櫻井 大樹講師のプロフィール

名前 櫻井 大樹 所属・職名 医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学・講師
研究分野 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍・腫瘍免疫・アレルギー
研究内容について・抱負

がん治療として、手術、放射線、化学療法が標準治療として行われ、治療効果の進歩がみられるが、 進行癌に対しては標準治療を行ってもいまだ多くは予後不良である。

免疫療法が次世代の治療として期待され開発が進められているが、 千葉大学では抗腫瘍効果の高いNKT細胞の活性化を誘導する免疫療法の開発を行い、 現在再発予防やセカンドライン治療として、頭頸部がん・肺がんに対して研究を進め臨床応用を目指している。

しかし再発がん、遠隔転移に対しては更なる効果の増強が求められる。 癌患者は癌細胞により免疫が抑制され、治療効果が弱められていると考えられている。 我々の研究からNKT細胞も癌の誘導する免疫抑制効果によって活性化が弱められている可能性があることが分かってきた。

しかしその抑制機構はいまだ不明なことが多く、機序の解明、抑制作用の解除は、 NKT細胞系を含めた免疫治療の効果を向上させることが期待される。

さらにNKT細胞の活性化を制御する免疫分子の探索は新たな治療薬のターゲットとなる可能性がある。 NKT細胞の抑制に関与する分子の解明、他の免疫細胞に影響せず効率的に免疫抑制を解除する薬剤の選択、 さらに臨床応用するための臨床試験への展開を進めていく。

代表的論文

1. Horinaka A, Sakurai D, Ihara F, Makita Y, Kunii N, Motohashi S, Nakayama T, Okamoto Y. (2015) Invariant NKT cells are resistant to circulating CD15+ myeloid-derived suppressor cells in patients with head and neck cancer. Cancer Sci. Dec 17. doi: 10.1111/cas.12866.

特許等 出願番号 名称
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